お稲荷様へのお供えなら五穀(米・粟・ヒエ・蕎麦・大豆)の初穂と決まっています。そして、お稲荷様のキツネなら油揚げが大好物なのでしょうが、果たして野生のキツネは何を食べているのでしょうか?

ちなみに、野生のキツネに油揚げをあげてみたら好物ではないようでしたが食べたそうです。

野生の食べ物

野生のキツネは肉食に近い雑食性といわれています。したがって、小動物を中心に食べて獲物がとれなければ何でも食べてしまうということでしょう。何でもの中には人間がだした残飯なども含まれます。

キツネ  野生 食べ物

さて、具体的にいいますとまず齧歯類などの小動物です。いわゆる野ネズミやウサギやリスがあげられます。それにヤマウズラやキジなどの鳥、なかにはカラスをくわえていたということもあったようです。

人間の生活圏ならさしずめニワトリでしょうか…。それに昆虫などを好物としています。それにヘビやカエルやカタツムリなども食べるようです。くわえて、雑食性ですから何でも食べるといえるかもしれません。

秋などは木の実なども多く食べて冬に備えるそうです。人間が育てる果実や農作物などは格好の獲物になるため山奥よりも人里に近いところに巣をつることが多くなります。

余談ながら、人間が与えるジャンクフード的なものも食べますが、決してキツネのためにはなりませんのでご注意ください。基本的に野生の動物は生きていくために腹を空かしながら一日中餌を探しています。

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そして、楽をして餌にありつけた場所を本能的に覚えます。そして、人間が餌を与えるとどうしても道路付近に出没することが多くなり交通事故にあいやすくなります。ひょっとしたらもう少し長生きできたかもしれない命を縮めることになりかねません。

まとめ

もし、ペットとしてキツネを飼うならほとんど犬と同じような餌になりますが、野生ではスーパーもドッグフードもありません。ほとんどの動物がそうであるようにキツネも生きるために狩りに出かけているわけです。

厳しい自然の中で生きているキツネをそっと見守るというのが一番いいのかもしれません。

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